■アジア基礎造形連合学会 2015 成田大会報告(第26回日本基礎造形学会併催) |
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大会事務局:高橋延昌
アジア基礎造形連合学会2015成田大会(アジア大会)が8月21-22日の2日間、千葉県成田市で開催されました。日本基礎造形学会の第26回大会としても併催されましたが、国内で開催されるアジア大会は8年に一度の機会でした。
中国、韓国、台湾、マレーシア、日本のアジア各地域から大勢の参加があり、大会への参加人数は136名、論文発表72編、作品発表290点、口頭発表19件でした。
大会初日の基調講演は、名古屋芸術大学大学院美術研究科教授・長田謙一氏が「基礎とは何か」をテーマに基礎造形の基礎について語って頂きました。各地域代表の研究紹介後、日本代表・織田芳人氏、韓国代表・李 元坤氏、台湾代表・林 品章氏および陳 冠穎氏、中国代表・胡 m?氏、千葉県造形教育研究会印旛地区図工美術部会前代表・佐久間三智子氏によるシンポジウムが開催されました。
その後、オープニングを記念するテープカットや、成田山新勝寺までの散策ツアーも楽しくおこなわれました。大会初日の夜は交流会で、アトラクションなどを通じて大いに盛り上がりました。
大会二日目の午前中は口頭発表で、3会場で19件の発表がおこなわれました。午後は作品展でギャラリートークがおこなわれ、活発な意見交換がありました。そして、最後に日本基礎造形学会の総会がおこなわれ、大会の全ては無事に終了することができました。
このように今年度のアジア基礎造形連合学会2015成田大会は、アジア各地域から多くのご参加があり、さらに関係者によるご支援がひとしお大きく、短い期間ではありましたが、楽しく充実した大会をおこなうことができました。本紙を通じて改めて御礼申し上げたいと存じ上げます。ありがとうございました。
追伸:次回のアジア大会(2017年)は韓国です。
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