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■新しい年を迎えて

会長:後藤雅宣

 謹んで新春のお喜びを申し上げます。
新しい年を迎え、会員の皆様におかれましては全国それぞれの地におかれまして、よき新春をお迎えのこととお喜び申し上げます。
この冬の到来はことのほか早く、寒波や豪雪に奮闘されながらの年始をお迎えになられた皆様もおいでになるのではないでしょうか。この年が、本学会にとって、また会員の皆様にとって、更なる飛躍の年となりますよう祈念いたします。
さて、一昨年4 月より始動した現運営体制も、間もなく2年という期限を終えようとしています。この間、理事および委員の皆様の献身的なご奮闘、そして会員の皆様方のご協力により、山積した諸課題を一つ一つ前へと進められてきたのではないかと実感いたしております。皆様方のご尽力に、心より厚く御礼を申し上げます。
さて、今年はいよいよアジア基礎造形連合学会大会の8年に一度の当番年を迎えることとなります。すでにこの年末年始も、関係諸務に携わる実行委員の皆様、関係理事の皆様には、休日返上にて昼夜問わず、奮励努力をいただいてまいりました。成田大会は大学を会場としないため、実行委員会が全国組織として編成され、多くの作業がweb や電話で進められております。委員を一堂に会しての協議や打合せを実施したいところですが、そうした予算上の余裕はなく、不便を強いた中で作業にご進達いただいております。また、事実上の協力団体である千葉県印旛地区教育研究会の諸先生方にも、無償でのご協力を賜ってきております。
こうして、大会実現のための下準備にご貢献くださっている皆様方のためにも、意義ある大会として結実させなければならないと身の引き締まる思いを禁じ得ない、そんな年初めとなりました。ついては、アジア諸学会に対しても総力戦で成田大会を成功に導くべく、会員の皆様方のなお一層のご理解、ご協力のほどを、どうかよろしくお願い申し上げます。皆様方の理論研究、制作研究の更なるご精励を期待してやみません。
今年はこの成田大会を基軸として、会員の皆様のご活動、学会の質的向上、学会の規模の拡大、学会としての社会貢献など、それぞれに新しい年の目標を掲げ、皆様とともに充実した一年にしてまいりたいものです。成田は空港を擁する国際都市であると同時に、古い歴史を併せ持った街です。
この街での、皆様方の素晴らしい研究発表を、一日千秋の思いでご期待申し上げるしだいです。
会員の皆様、ご準備のほどよろしくお願いいたします。

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