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■新しい年度のはじめに
会長:藤本修三
「目に青葉山ほととぎす初鰹」視覚、聴覚、味覚と3拍子揃った俳句です。木々の緑は何よりも身体を洗い清めてくれます。会員の皆様方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回はこの会報と併せて基礎造形020号の別冊記念号をお届けします。内容は学会設立当時の趣意と情熱、さらには大会でのエピソードなどが伝わってくるエッセイ、加えて現会員の活動状況が把握できる会員紹介などが含まれています。改めてこれまで行ってきた学会活動の記録を振り返り、今後の学会発展のために活用していただきたいと思います。編集作業いただきました森先生、村松先生ありがとうございました。
そして今年の大会は九州産業大学(三枝大会実行委員長)にて9月1日・2日に開催されます。口頭発表・作品発表も含めて多数のご参加をお願いいたします。学会活動に参加することで今現在考えていることを仲間とともに共通の意識を分かち合う、さらには作品発表または研究中の成果を口頭発表し内容確認することに大きな意義があり、それこそがこの学会の社会とのつながりを持つに大きな意味があると考えます。
また今年度は理事の改選にあたります。前回改選では長年理事を務められたうちの約半数の理事が入れ替わりましたが、今回もまた長年理事を務められている理事の入れ替わりがあると思われます。学会活性化のためにもぜひとも自薦他薦にかかわらず積極的な参加ご協力をお願いいたします。
さらにはアジア基礎造形連合学会とも良い関係が保たれるよう努力が必要で、国内外ともに学会活動を活性化していくよう併せて皆様方のご協力をお願いいたします。
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