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■新しい年を迎えて

会長:藤本修三

 2011年新しい年を迎え謹んでご挨拶申し上げます。
  昨年9月猛暑続きの中、西宮大会も無事終って間もなく我々が待ち望んでいた「日本学術会議協力研究団体」指定という知らせが届きました。このうれしいニュースは昨年10月の会報で穂積理事の方から詳しく報告されていますがここに改めまして新年とともに、学会員共々喜びたいと思います。思えば日本基礎造形学会も設立から早22年目に成ります。これまで行ってきた学会活動から当然の認定かとも思いますが、さらなる活動の糧になることは大変意義深いことだと考えております。
  さて、今回の会長及び理事の改選においては数名の理事の入れ替わりがありました。これまで理事を務めていただいた方々まことにお疲れ様でした。また新たに理事になられる方々には学会運営よろしくお願いいたします。そして学会誌「基礎造形020号」ではこれまでの学会が行ってきた記録の整理とこれからの学会の在り方を発信する記念号を刊行します。
  また本年度第22回大会は東京新宿にある日本電子専門学校(五十嵐淳之大会実行委員長)のもとで行われます。さらに8月には2011アジア基礎造形連合学会が台湾の国立雲林科技大学にて開催されます。アジア基礎造形連合学会は日本、韓国、中国、台湾の4カ国の基礎造形学会で組織され、大会は4カ国持ち回りで隔年ごとに開催する国際大会です。合わせて多数のご参加をお願いいたします。
  今後とも国内外ともに学会活動を活性化させるため皆様方のご協力のほどよろしくお願いいたします。

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