■韓国基礎造形学会2009秋季国際大会・作品展 |
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事務局長:高橋 延昌
韓国基礎造形学会による2009秋季国際大会・作品展(KSBDA 2009 International Fall Conference & Exhibition)は11月7-8日を大会期間として、天安市のSangmyung大学校Cheonanキャンパスで開催されました。韓国・中国・台湾・日本のアジア各地域から参加があり、日本からは31名の出展がありました。
大会は韓国基礎造形学会 会長TaeByungCho先生のご挨拶から始まり、基調講演は「学校教育における美術の危機とその解決」というテーマで行われ、シンポジウムは韓国や欧米・日本など世界各国における美術・デザイン系大学における入試制度の調査結果を報告・討論する内容でした。全体として今後の美術・デザイン教育をどう捉えるかといったテーマで、具体的な国の政策にもふれていましたので、情操教育に主眼が置かれることも多い日本の美術教育とは趣が違っていました。しかしながら、大局的でみれば韓国も日本も状況が類似しているところが多い印象でした。端的に言えば、全入学時代の今(とくに美術・デザイン系大学において)優秀な学生の数を確保できるかどうかについては共通の問題だと思いました。
国際作品展も同時開催でしたが、日本からの作品は会場入口近くのとても良い場所に展示して頂いておりました。韓国基礎造形学会のご配慮に感謝申し上げます。なお、作品集については出展者全員へ送付し、会場の様子(写真)についてはネットを通じて配信しました。
このような韓国基礎造形学会の国際大会・作品展は毎年春と秋に開催されています。韓国から案内を頂きましたら、事務局から日本の会員(メールアドレスを登録されている方)へすぐにご案内しますので、次回以降も是非多数のご応募下さいます様よろしくお願いします。
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▲基調講演「学校教育における美術の危機とその解決」
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▲各国及び関係者代表によるテープカット |
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▲日本から出展された作品(1) |
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▲日本から出展された作品(2) |
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