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■第16回大会(仙台大会)を終えて

会長:穂積穀重

 すっかり秋めいてまいりました。
 早いもので2か月余が経ちましたが、8月20〜21日、東北工業大学香澄町キャンパスで開催され盛況のうちに終了した仙台大会についてご報告いたします。
 今大会は、とりわけ実行委員会の先生方には多大なお力を発揮していただきました。実行委員長の庄子先生には工芸指導所とブルーノ・タウトに関する基調講演をお願いし、事務局長の荒井先生は大会事務局長を兼任され、激務ながら滞りなく遂行していただきました。
 実行委員の皆様と東北工業大学殿に深く感謝いたします。
 さて、今大会の特筆すべきこととしては、学会賞の第一回授賞式が行われたこと、国際交流が一層推進されたことでしょう。「学会賞(朝倉賞)」は田中健三氏に、「功労賞」は稲垣行一郎氏に授与されました。国際交流は、中国から上海第二工業大学の二人の先生が、上海杉達大学に赴任中の松尾先生とともに参加され親交を深めました。両大学は10月21〜23日開催の「2005アジア基礎造形連合学会上海大会」の主催校であり、3名の先生方は懇親会の席上、日本からの多数の参加を呼びかけられました。
 来年度の大会は岡山での開催が予定されています。関係の先生方、どうぞ宜しくお願いいたします。会員の皆様には、多数の参加とすばらしい口頭発表、作品発表を準備されるよう期待いたします。

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