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■韓国の2つの国際学術大会に参加して

穂積 穀重

韓国の大邱(テグ)大学校と基礎造形学会から招待され、2つの国際学会に出席し、講演と作品発表をして来ました。韓国とアジア各地域はいま、学術研究と国際交流の活気に満ちています。

●2004国際デザイン学術大会
大邱大で、韓、中、台の代表者らと●5月28日(金)、会場:大邱大学校
●主 催:大邱大デザイン研究所、同大学院
●参加者:約150名
●内 容:
「新しい時代の基礎造形教育」をテーマとする、アジアの4つの国と地域からの招待者の講演、研究発表、パネルディスカッション。
講演者(発表順)は、金時萬・大邱大教授(韓国)、陳光大・崑山科技大教授(台湾)、穂積(日本)、孫文龍・天津美術学院副教授(中国)、趙泰炳・漢城大教授(韓国)の各氏。各地の実情、新しい試みと展望、問題点等が報告され質疑が行われた。
●2004韓国基礎造形学会春季国際学術大会
●5月29日(土)、会場:蔚山大学校
●主 催:韓国基礎造形学会
●参加者:約300名
●内 容:
【第1部】"サインとコミュニケーション"
基調講演1:「デザイン・サイン・コミュニケーション」申亢植・弘益大教授(韓国)、
基調講演2:「記号とコミュニケーション―サイン計画の誕生とこれから―」西川潔・筑波大教授(日本)、
基調講演3:「絵本から見るサインとコミュニケーション」中川素子・文教大教授(日本)

【第2部】"アジアにおける基礎造形教育"
パネルディスカッション: 李吉淳・大邱大教授(韓国基礎造形学会会長)、穂積(日本)、孫文龍・天津美術学院副教授(中国)、 陳光大・崑山科技大教授(台湾)の各氏による発表と討論。
【論文発表】
日本側代表発表は、韓国基礎造形学会と交流のある絵本学会会員を中心に。
今井良朗・武蔵野美大教授=絵本学会会長)、申明浩・武蔵野美大講師、和田直人・山形大助教授
【作品展】
出品総数450点。
出品者:日、中、台からは合計約50名、約80点出品(うち招待出品3名、30点。穂積はCG作品10点を発表)

蔚山大でのパネルディスカッション

 

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