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開会式:稲垣会長 |
印刷博物館見学 |
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朝倉先生奥様へ感謝状贈呈 |
「朝倉直巳先生を偲ぶ」
講演:穂積先生 |
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「朝倉直巳先生を偲ぶ」 |
基調講演:森 啓先生 |
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会場風景:
グーテンベルク・ルーム |
懇親会風景 |
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講演:太田 幸夫先生 |
2日目
多摩美術大学会場風景 |
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ギャラリートーク |
ギャラリートーク |
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総会風景 |
閉会式 |
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第14回大会(東京大会)が、盛況のうちに無事に終了した事をご報告いたします。
世界でも類をみない印刷博物館のグーデンベルグ・ルームで、女子美術大学の森啓先生をお迎えして、「活版印刷の粋・精興社の失われた技術」を、ご講演いただきました。
大学の先生たちが論文などをまとめ広く世に送り出すとき、印刷を「1度で良いから精興社に頼みたい」と願うという話をよく耳にしました。明快な印刷書体と精緻な文字組を持ち、内容にふさわしい書物を作り出す精興社の造本へのあこがれのようなものさえ感じた精興印刷の7年をかけた調査報告書をビデオで見ながら、1913年の創業以来約80年間の歴史を刻んだ同社の技術の消滅を惜しむ声は高かったようです。参加者は、滅びゆく技術の認識をあらたにしました。森先生より、青梅市教育委員会発行の「活版印刷技術調査報告書」を学会に寄贈していただき、非常に感銘を受けました。
グーデンベルグ・ルームで、朝倉先生の奥様からご挨拶があり、その中で、かつてご夫婦で、ドイツのグーデンゲルグ印刷博物館に行かれた時の先生の思い出を話され、今回の会場がグーデンベルグ・ルームということで思い出され、研究者としての朝倉先生のお人柄を知る事ができました。長年学会の活動に尽力されたことを感謝いたします。
2日目は、多摩美術大学 大田幸夫先生の「多摩美術大学造形表現学部デザイン学科の基礎造形教育:便化とピクトグラム」のご講演をいただきました。
太田先生は、非常口のデザインで有名で、国際的にも高く評価されていて、特に造形表現学部デザイン学科のカリキュラムとその中の基礎造形教育の便化ピクトグラムを、スライドを交えて詳しく説明いただき、参加された各大学の先生たちに非常に参考になりました。多摩美術大学より、学校案内と作品集を、大会参加者に寄贈いただきました。
これは美術大学の中で、高い評価を得ております。多摩美術大学のご協力で、無事に東京大会を終了したことを、実行委員会の方々はじめ、皆さまのご協力によるものと感謝いたしております。
次回は、熊本大会になります。多くの参加者を期待しております。
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