Top Page
■東京大会を終えて

日本基礎造形学会会長 稲垣 行一郎

澄みわたる空気も心地よく、秋もますます深まってまいりました。

さて、基礎造形学会第12回東京大会が、女子美術大学杉並キャンパスで9月8, 9日両日開かれました。今大会初めて行われたギャラリートークは、多くの会員による参加があり、作家による作品の説明を行い、参加者と作家によるディスカッションをする新しい試みがあり、大変好評で、今後の大会のモデルになるでしょう。

今回の成功に対し近江実行委員長をはじめとして、女子美術大学の多大なるご協力に感謝致します。また、大会終了後に行われました総会で議案は概ね原案通り承認されました。今回の総会で基礎造形学会の名称が日本基礎造形学会に変更され、アジア基礎造形学会も新たなる時期を迎え、日本基礎造形学会の発展に伴い、アジア基礎造形学会も共に発展して行くと思われます。

今後、当学会は今まで以上に日本の造形美術の基礎に関する研究、造形活動を積極的に行います。また、新会員の獲得、学生会員に対して、呼びかけを行います。第13回、日本基礎造形学会は山梨県小淵沢町にあるイタリアの建築家マリオ・ベニーニ設計によるアルソア本社にて開催されます。会場に隣接して、同社と同じマリオ・ベニーニ設計によるホテル「リゾナーレ」に宿泊出来ますので、是非ご同伴でご出席下さい。

多数のご参加を心から期待しております。
使用している画像、文章等の著作権は全て日本基礎造形学会に属します。