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■第36回高松大会 報告

大会実行委員長:尹智博

 日本基礎造形学会大会・第36回香川大会が、8月23日(土)〜24日(日)の2日間、「高松市美術館」と「サンポートホール高松」を会場として開催されました。テーマは「アートプロジェクト×教育×基礎造形」です。
 大会初日の23日(土)は「高松市美術館」を会場とし、13時から講堂で開会式を行い、石松丈佳会長よりご挨拶および来賓のご紹介を頂きました。その後13時15分からシンポジウムを行いました。パネリストに神戸芸術工科大学・名誉教授の戸矢崎満雄氏、香川大学・講師の柴田悠基氏、森美術館・ラーニングキュレーターの白木栄世氏をお招きし、シンポジウム前半では、パネリストの活動紹介を各20分行って頂きました。シンポジウム後半ではモデレーターの谷口文保先生を交えて4名による座談会を開催しました。会場からの質問に答える形で、学生対応や地域との関係、活動の評価など多角的に「アートプロジェクトの可能性」が議論され、有意義な意見交換の場を開く事が出来ました。
 そして記念写真の撮影を終えた後、15時30分からポスターセッション(4名)が行われ、16時から同館内の「市民ギャラリー」に移動し、作品発表(43名)を行いました。
 18時から会場を「リーガホテルゼスト高松」へ移して、懇親会が開かれました。石松丈佳会長のご挨拶に続いて、来賓の韓国基礎造形学会Um Hyuk Yong会長よりご挨拶をいただきました。会員同士の交流が盛んに行われ、充実した懇親会になりました。
 大会二日目の24日(日)は「サンポートホール高松」が会場となりました。9時30分から口頭発表(29名)が、古賀和博先生、松井佑先生、井上龍彦先生を座長として、3室に分かれて行われました。12時50分から昼食休憩を挟み、14時15分から総会および表彰式、そして閉会式が行われました。
 本大会は参加者82名(内、韓国基礎造形学会から7名)、ポスター発表者4名、作品発表者43名、口頭発表者29名と多くの会員のご参加をいただき、海外からは作品発表305点、ポスター発表15点の参加もいただきました。国内外からの多数のご参加によって、たいへん活気ある大会になりました。ご参加いただきました皆様に深く感謝申し上げます。また今回、香川在住の会員は2名だけでしたが、近畿・中国・四国地方の先生方、並びに李知恩先生のご協力、ご支援を得て、無事に大会を実行することができました。心より感謝申し上げます。

[香川大会実行委員(敬称略)]
大会実行委員長・会計  :尹智博(香川大学)
大会事務局       :谷口文保(神戸芸術工科大学)
口頭発表担当      :井上龍彦(姫路大学)
作品発表担当      :児玉太一(倉敷市立短期大学)
表紙デザイン・概要集編集:高台泳(神戸芸術工科大学)
国際交流担当      :李知恩(北海道教育大学)
会場運営担当      :吉岡千尋(神戸松蔭大学)、川口奈々子(高知学園短期大学)
             河西紀亮(満濃中学校)、渡邉操(岡山県立大学)
             古草敦史(香川大学)、吉川暢子(香川大学)

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