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■第33回福岡大会のご案内【最終報】

大会事務局:森下慎也

 この度第33回福岡大会開催におきまして、対面形式にて実施することをご報告申し上げます。なお、対面形式での実施にあたり、まだまだコロナウィルス感染症による社会的な不安から懇親会の簡素化、会場に入場する際の検温、アルコール消毒など、コロナ感染対策に配慮した上で実施いたします。今大会では国内会員に加え、海外会員からの作品発表が例年よりも多数あり、非常に有意義な作品展になります。福岡大会で以前の大会のように対面で集い、コロナに負けない活発な研究成果の発表を期待します。

◆大会概要
・名称:第33回日本基礎造形学会福岡大会
・大会テーマ:「SDGsと基礎造形 -ツナガルデザイン-」
・会期:令和4年(2022年)8月27日(土)・28日(日)
・大会会場:九州産業大学15号館及び美術館・円形ギャラリー
      福岡県福岡市東区松香台2-3-1
・作品展、作品発表:8月25日(木)〜 28日(日)
 ※展示会場:九州産業大学美術館・アートギャラリー
 ※ギャラリートーク:27日(土) 16:00〜

◆大会スケジュール
○対面の場合
第1日目:8月27日(土)

12:30 - 13:00 受付
13:00 - 13:20 大会開会式
13:30 - 15:30 基調講演
16:00 - 17:30 ギャラリートーク
18:00 - 19:00 懇親会

第2日目:8月28日(日)
9:00 - 9:30 受付
9:40 - 12:30 口頭発表
12:30 - 13:30 昼食
13:30 - 14:30 総会、表彰式
14:30 - 15:00 閉会式
15:00 - 16:00 作品梱包、搬出

◆基調講演
タイトル:「持続可能性な暮らしの在り方について」
講演内容:
 人の生活と自然との持続可能性について考え、これからの未来の暮らしのあり方について探求されている四井真治氏の活動を紹介してもらいます。また、廃棄されるモノを再生し、新たな価値を生み出していく事業を展開する TSUYAZAKI BASE CAMPの古川隆邦氏の取り組み事例から、持続可能な基礎造形の可能性について考察していきます。

講師1:四井 真治氏(よつい しんじ)氏  《パーマカルチャーデザイナー
 信州大学農学部森林科学科にて農学研究科修士課程修了後、緑化会社にて営業・研究職に従事。その後長野での農業経営、有機肥料会社勤務を経て2001年に独立。土壌管理コンサルタント、パーマカルチャーデザインを主業務としたソイルデザインを立ち上げ、愛知万博や長崎県五島列島の限界集落再生プロジェクト、宮城県石巻市雄勝町のモリウミアスなどでパーマカルチャーガーデンやデザインと施工指導、千葉木更津のクルックフィールズのNATURE・ENARGYセクションプロデュース等に携わる。企業の技術顧問やBeGoodCafeやパーマカルチャーセンタージャパンなどのNPO法人での講師、東北芸術工科大学非常勤講師を務める。
 2007年から山梨県北杜市へ移住、八ヶ岳南麓の雑木林にあった一軒家の森を開墾・増改築し、持続可能な社会の最小単位である家族だけでどこまで持続可能な暮らしを作れるかを生活実験し、その中で自然の仕組みの原理である「いのちの仕組み」を発見。人が暮らすことで自然を豊かにする暮らしを研究し続けている。日本文化の継承も取り入れた暮らしの仕組みを提案するパーマカルチャーデザイナーとして、国内外で活動。

講師2:古川 隆邦(ふるかわ たかくに)氏  《社会起業家及び課題解決スペシャリスト
 1978年東京生まれ、鹿屋工高、福岡工業大卒、同大学院修士課程修了。
 福岡市内の独立系IT企業で新規事業部を立ち上げ、リクルーティングから教育、チームビルディングを実践し新鋭のWeb・アプリ開発チームを牽引し、多くの福岡初ITサービスの企画、開発、運営を行う。観光・農業系アプリ開発の最中、まちづくり・農業を体験しモノづくりより人づくりが大事と気づき、2016年4月に福津市発環境学習ベンチャーとしてアグリフィールズ合同会社を起業する。
 2018年より廃プラリサイクル事業を開始し、2020年に廃プラリサイクル工場兼ファブラボのTSUYAZAKI BASE CAMPを開所し、アクセサリーから建材まで幅広い廃プラ商品や廃プラリサイクル機器の製造販売を行っている。2021年にはSDGs未来都市に選定されている福津市からSDGs宣言企業第1号として認定される。2023年世界水泳福岡大会のボランティア向けノベルティメダルの製造を受注するなど世界的にも注目される廃プラ商品を製造している。
 TSUYAZAKI BASE CAMPでモノづくり教室を運営しながら、幼小中高大から国際協力センター(JICE)では海外学生向けに自然体験や環境教育、企業や社会教育施設向けには社会人研修の講師もおこなっている。
 その他、雑誌・メディアに出演しKBC九州朝日放送「キャンプの達人に学ぼう!」では講師としてレギュラー出演、現在は同局「発信!GT-R」で地域リポーターとして活躍中!

◆口頭発表および作品発表について
○口頭発表の発表時間は、発表時間15分 質疑応答4分とする。
○作品発表(美術館及びアートギャラリーに展示)
○出展規定 A(国内参加者)
 ・平面作品サイズ:B1又は900o正方形以内、1人2点以内
  ※2点出展の場合は2点の総寸法が1800o以内とする。
 ・立体作品サイズ:600o立方体以内、30Kg以内
  ※小品の場合は2点出品可。
   ※運搬に支障のきたさない程度の重さとサイズの作品に限る。
○出展規定 B(海外からの作品出品者)
 ・平面作品サイズ:600o正方形以内、一人1点

◆作品送付先について
「8月23日(火)・午前中」の着日・時間指定でお送り下さい。

 ※ 必ずヤマト運輸(宅急便)をご使用下さい。
 ※ ヤマト運輸以外を利用する場合は福岡大会事務局までご連絡ください。
 ※ 荷物はヤマト運輸集荷所に保管後、一括搬入します。
  荷物は8月17日(水)〜8月22日(月)の間に福岡に届くようにお送りください。
 ※ 宅急便の福岡までの到着目安は、関西圏で1日、関東圏以北で2日です。
  但し、交通機関等の影響により遅延する可能性がありますのでご注意ください。
 ※ 必要な方は各自で保険を掛けて下さい。

  作品郵送先:〒813-8503 福岡県福岡市東区松香台2-3-1
        九州産業大学美術館 日本基礎造形学会作品展 係  TEL:080-7003-2416
    ※ 搬出は各自が梱包を行い展覧会場にて運送業者に委託(着払い)可

◆交通機関・宿泊について
*新幹線を利用される場合、JR博多駅下車。JR鹿児島本線で小倉方面乗車(各停)九産大前駅下車
 ・ 九産大前駅からはすぐ目の前です。徒歩1分 
 ・ JR博多駅〜九産大前駅(15分/280円)
 ・ JR博多駅からタクシー:都市高速経由で約15分
*航空機を利用される場合、福岡空港から地下鉄で博多駅下車。博多駅からは上記と同じです。
 ・ 地下鉄福岡空港〜博多駅(6分/260円)
 ・ 福岡空港からタクシー:都市高速経由で約20分
 なお、宿泊施設は市街中心地域に数多くあります。事務局では斡旋や取りまとめを行いませんので、各自でご予約をお願いします。

◆福岡大会実行委員
大会実行委員長:三枝 孝司(九州産業大学)
大会事務局:森下 慎也(九州産業大学造形短期大学部)
大会会計:金 尾勁(九州産業大学)
概要集編集:岡本 明久、田 スンヒョク(九州産業大学)
作品発表運用:古賀 和博(中村学園大学)、平 寛(中村学園大学非常勤)、冨永 剛(九州産業大学)
口頭発表運用:真島 猛、金 度亨(九州産業大学)
各種大会運用:石橋 佑一郎、新 啓太郎、栗田 融(九州産業大学)、久松 薫(中村学園大学短期大学部)

◆お問い合わせ
九州産業大学造形短期大学部
第33回 日本基礎造形学会 福岡大会 大会事務局 森下慎也
E-mail : kisozoukeifukuoka2022【a】gmail.com
(メール送信の際は【a】を@に変換してお送りください)

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