■第32回東北大会のご案内【最終報】 |
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大会実行委員長:庄子晃子 大会事務局:高橋延昌
第32回大会は、大震災から10年目の区切りとして、東北の被災3県の共催でおこなうことになりました。また、コロナ禍が続くことを鑑みて、昨年の岐阜大会と同様にオンライン方式でおこなうことになりましたが、当初の予想を上回るエントリーがあり、実行委員一同、たいへん喜んでおります。
モニター越しになりますが、熱気ある交流ができることを楽しみにしております。
◆大会概要
・名称:第32回 日本基礎造形学会 東北大会(略:JSBDA2021)
・大会テーマ:「基礎造形のチカラ」
・期間:2021年8月21日(土)・22日(日)
・大会運営は3県の共催かつオンライン方式
・実行委員長:庄子晃子(東北工業大学名誉教授)
◆大会スケジュール(時間変更の可能性あり)
第1日目:2021年8月21日(土)
12:00 - 12:50 大会受付
13:00 - 13:10 大会開会式
13:15 - 14:45 基調講演
15:00 - 17:00 作品発表(ギャラリートーク1人5分)
19:00 - 20:00 交流会
第2日目:2021年8月22日(日)
8:20 - 8:50 大会受付
9:00 - 12:20 口頭発表(1人15分)
12:20 - 13:30 休憩
13:30 - 15:00 総会・表彰式・閉会式
◆基調講演:「宮城県美術館の現地存続をめぐる市民協働 ―その意義と課題―」
概要
2019年11月、突然に発表された宮城県美術館と宮城県民会館の「移転集約」の報道から、市民の奔走が始まりました。ほぼ1年の奮闘を経て、現地存続が決まりましたが、こうした市民協働は、宮城県においては前例がなかったともいえます。なぜこのような動きが起こったのか。その意義と課題は何か。そして、そのような運動の対象とされた宮城県美術館という空間の特徴は何かを考えます。
講師:大沼 正寛(東北工業大学 教授) 博士(工学)・一級建築士
1972年東京生まれ、仙台一高、東北大卒、同大学院博士後期課程修了。
那須建設、伊藤邦明都市建築研究所、東北文化学園大学助手・准教授を経て、2012年東北工業大学准教授、2016年同教授・大学院デザイン工学専攻長。2019年より生業景デザイン研究所所長兼務。専門は建築設計・地域計画・建築歴史地理。文化芸術創造都市部門選考委員(2011〜2013)、石巻市都市計画審議会委員・会長(2013-2016)、石巻市近代建築保存整備調査研究専門委員、大崎市・塩竈市景観審議委員、宮城県建築士審査会委員ほか。設計作品に「石巻市牡鹿地区慰霊碑」(2019)、「旧仙台領内の三〇〇年継承住宅」(2012第32回日本建築学会東北建築賞特別賞)、「花壇の立体長屋」(2014第34回日本建築学会東北建築賞特別賞)ほか。
著書に『住み継がれる集落をつくる』(共著、学芸出版社2017)、『焼畑の環境学』(共著2011)ほか。
宮城県美術館の現地存続を求める県民ネットワークの事務局長をつとめる。
参考:宮城県美術館とは
宮城県美術館は1981年11月、県内初の公立美術館として開館しました。東北や宮城にゆかりのある作家を中心に油彩画、日本画、版画、水彩・素描、彫刻、写真などを収蔵していますが、代表的な作家は彫刻家佐藤忠良、日本画家の荘司福や平福百穂、洋画家の宮城輝夫や杉村惇、萬鉄五郎、松本竣介ら。ヴァシリー・カンディンスキー、パウル・クレーなど海外のコレクションもあります。展示室4室と作品制作に利用できる創作室、造形遊戯室、講堂、図書室などから成り、創作室には専門職員が常駐します。1990年には敷地内に佐藤忠良記念館が完成し、併設されています。
◆大会参加費一覧 及び 振込先
今年度はWebでの開催の為、大会参加費を無料となりました。
項目 |
正会員 |
学生会員 |
海外 |
大会参加費 |
無料 |
無料 |
無料 |
口頭発表費
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5,000 円 |
3,000 円 |
- |
作品発表費 |
5,000 円 |
3,000 円 |
3,000 円 |
◆口頭発表
○発表時間15分、質疑応答4分を予定しております。
○大会参加申込書に発表タイトルをご記入の上お送り下さい。
○本大会はZoomを使用する予定です。詳細は後日、発表者に対して個別にお知らせいたします。
◆作品発表〈出品規定〉
○写真データ:カラー原稿、JPEG、350dpi、100 mm×100 mm(長方形の場合は長辺が100 mm)
○作品説明:氏名、所属、作品タイトル、サイズ(縦 × 横 × 高さcm)
○写真データ名を作者氏名にして下さい。作品データはテキスト又はWordにて作成してください。
◇出展規定 A(国内の会員)
・平面・立体作品サイズ:1人1点(実作品のサイズに指定はありません)
・作品概要テキスト400文字程度も送付してください。
・発表時間5分 質疑応答の時間はありませんが、チャット等でご意見を頂けるようにする予定です。
◇出展規定 B(海外からの参加)
・平面作品サイズ:1人1点
◆大会運営に関する諸注意
・必ず事前に参加申込を行ってください。事前に申し込みされた参加者へのみアクセス先などをこちらから連絡いたします。
・ オンライン方式の特性上、通信障害など不慮の事故が起こる事態も予想されます。そのような時、実行委員会で適宜対応させて頂く場合がありますが、予めご了承ください。例えば、会員が自ら発表する予定だったが突然の通信障害が生じたような時、座長か実行委員が発表を代読もしくは概要説明を行い、発表の取り消しにはならないよう努めたいと思います。
・ 各実行委員も一カ所に集まらず、各地に分散しながら大会を運営します。ご不便をおかけすることもあるかもしれませんが、予めご承知ください。
◆実行委員 及び 役割分担(7名 順不同・敬称略)
庄子晃子(東北工業大学):実行委員長 高橋延昌(会津大学短期大学部):大会事務局
篠原良太(東北工業大学):基調講演、広報、大会概要集
小松太志(郡山女子大学短期大学部):広報、大会概要集、作品発表の運営
本村健太(岩手大学):口頭発表の運営 葉山亮三(会津大学短期大学部):作品発表の運営
永山雅大(岩手県工業技術センター):配信(Zoomホスト)
◆参加申込先 及び 問い合わせ先
〒965-8570 会津若松市一箕町八幡字門田1-1 会津大学短期大学部 高橋延昌
E-mail : takahasi【a】jc.u-aizu.ac.jp / FAX:0242-37-2466
(メール送信の際は【a】を@に変換してお送りください)
※メールでの申込の際は、なるべく件名を「日本基礎造形学会東北大会」としてください。
申込書等は事務局で一旦受理いたしますが、内容に応じて各担当者が対応させて頂く予定です。
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