日本基礎造形学会

             Japan Society of Basic Design and Art

      

 

日本基礎造形学会 入会のご案内

                                

                            日本基礎造形学会会長

                            藤本 修三

 

 

日本基礎造形学会も歳を重ねて早20年になります。

20世紀は我々のあらゆる生活の中に大きな変化が起きました。アートシーンもその例外ではありません。ご存知のようにフォービズムからキュビズムへと始まったものすごいスピードの破壊と創造はめまぐるしくも華々しく変化してきました。

しかし20世紀も後半にはこれまで最先端を走ってきたアートも科学のスピードに追い越され、元気が無い状態のまま21世紀に入り早9年が経ちます。

もちろんこれらの変化は政治、経済はいうに及ばずあらゆる人間社会の領域に起こったことは周知の通りです。

こんな時代だからこそこれから先どんな状況が待ち受けているかをいち早く把握し、何が大切であるかを見極め、変化を恐れず次に起こる変化に対応できることが必要と思います。

この学会には多くの次世代の育成に加担する会員がいます。

基礎造形教育を通じて、時代の要求にしたがって変化してゆくことの、何が大切なことかを伝えることが使命であり、素晴らしいことだと思います。

しかし、しっかりとした基礎が無いままに変化するということは、時代の要求にただ振り回され混乱し本来進むべき道を見失うことにもなりかねません。

基礎がしっかりしているということこそ、変化、混乱の時代を行き抜いていく最も重要なエネルギーになりえるのです。

基礎造形学会は専門教育に携わる教員、研究者、芸術家など基礎造形の発展と向上を目指している方々のために結成されている造形教育の研究集団です。

当学会では年1回の大会を開催、会員相互の親睦はゆうに及ばず、研究の成果を発表する場を提供し、時代に対応した研究を続けてきました。

その成果として研究論文・作品集「基礎造形」を発行しています。

基礎造形の大切さを再認識し、より一層活発な活動を推進する為多くの皆様に会員になって頂き、活動に参加して頂くことを期待致します。

 

心よりご入会お待ちしております。

 

 

◆日本基礎造形学会会則

一、[名 称]

 本会は日本基礎造形学会と称する。本会の英文表記はJapan Society of Basic Design and Art とする。

二、[目 的]

 本会は造形芸術の基礎に関する研究を推進し、広く造形活動全般の向上に寄与することを目的とする。

三、[事 業]

 本会は次の事業を行う。

(1)    大会の開催 (2)会員相互の情報交換 (3)研究発表、講演会の開催 

(4)会誌・会報の発行 (5) その他本会の目的を達成するのに必要な事業

四、[会 員]

 本会の会員は、基礎造形について学術的、創作的関心と共通の問題意識をもち本会の会則に賛同する個人・団体とする。

五、[役 員]

 本会には次の役員をおく。

 ()会長  1名 ()事務局長 1名 ()会計 1名 ()理事(上記(2)(3)を含め)10

 ()会計監査 2

六、[役員の選任]

 1, 会長、理事は、正会員の選挙で選出する。任期は二年(41日から翌々年331日)とし、連続の再任は原則として1回限りとする。

 2, 事務局長、会計は、理事の互選によって定める。

 3, 会計監査は、理事会が理事以外の会員に委嘱して定める。任期は一年(41日から翌年331日)とし、連続の再任は行わない。

 4, 会長、理事の選挙は、日本基礎造形学会役員選挙規定によって行う。

七、[入会金・会費]

 1,入会金は、正会員、団体会員とも1,000円とし、学生会員は500円とする。

 2,会費は年額

 (1)正会員8,000円(2)団体会員20,000

3)学生会員4,000円(4)海外団体会員8,000円とする。

 3,学生会員は入会時に在学予定期間を入会カードで事務局にとどけ在学期間をすぎた時点で正会員組換えの手続きをするものとする。

 4,海外団体会員は各団体の会員名簿を入会時に学会事務局に提出するものとする。

 5,3年以上の会費未納者は会員名簿から除籍する。

八、[総 会]

 1,年1回の総会を開催する。

 2,総会は、会員の過半数の出席で成立する。

 3,会則の変更は、総会の出席の2/3以上の賛成を得て行う。

九、[アジア基礎造形連合学会との連携]

1,本会はアジア基礎造形連合学会の活動に賛同し、年会費を納入して団体加盟している。年会費は本会会員の年会費から算出される。

2,本会会員はアジア基礎造形連合学会主催の大会等の行事に参加する事ができる。又、アジア基礎造形連合学会に加盟しているアジア諸国・地域の基礎造形に関する学会等諸団体の活動に参加する機会を得られる。    

附則

 本会則は、1989年(平成元年)830日より施行する。

 1998年(平成10年)626日一部改正。2001年(平成13年)9月9日名称変更及び一部改正。

 2004年(平成16年)822日一部改正。

 2008(平成20)8月24日一部改正。

 

 

日本基礎造形学会論文集『基礎造形』論文投稿規定

1)投稿論文のテーマおよび内容は、基礎造形あるいはデザイン、美術に関係のあるものであれば、自由とする。

2)投稿論文は、印刷物として未発表のものに限る。

3)投稿資格は、本学会員に限る。未加入者が投稿しようとする場合は予め入会する。

4)投稿論文の種類は次の2種とする。(1 論文(2 報告・事例紹介・論説など

5)投稿の形式・体裁は、次の通りとする。

   A4判(210×297mm)原寸原稿・ 本文2段組、126字詰め×52

タイトルページ(1ページ目)は、本文2段組126 字詰め×42

図版は原則としてモノクロとし、カラーを使用したい場合はカラー印刷にともなう印刷費用を執筆者負担とする。

図・写真には、図n)、写真n)、とし下部に、表には、表n)とし上部にキャプション(図版説明文)を付ける。

6)投稿のページ数は、次の通りとする。

(1)論文:4ページ以上、8ページ以内(いずれも偶数ページ)

(2)報告・事例紹介・論説など:2ページ以上、8ページ以内(いずれも偶数ページ)

7)原稿は、オリジナル原稿とそのコピー2部(審査用)を提出する。その際、「論文」「報告」等の投稿内容に応じて、いずれの種類かを明示すること。

8)投稿論文の審査は、そのテーマ・内容に応じ、本学会事務局が論文1件につき審査員2名を定め審査を行う。また、投稿者は審査にともなう経費として論文1件につき2,000円を学会事務局に納入すること。なお、投稿された論文が「論文」「報告」等のいずれであるかの区分については、投稿者の意志確認のうえ、事務局および審査員において最終的に決定を行う。

) 投稿した論文等が、学会誌『基礎造形』に掲載された場合は、ページ数に応じた掲載料を学会事務局に納入しなければならない。         

  ・ 4ページまで20000円(学生会員は10000円)・ 8ページまで30000円(学生会員は15000円)

10)論文執筆者は発行された論文集5部を受け取ることができる。また、別冊(抜刷)を希望する場合は、事務局に問い合わせて作成手数料を別途納入する。   

11)以上の論文編集作業の実務は運営委員より選出された論文担当者が行う。

12)この規定は、2001年(平成13年)99日、上記の如く改定された。

 

 

■大会研究発表(口頭発表、作品発表)応募規定

1)本学会は、基礎造形に関する研究で、大会に於いて口頭で発表する研究、及び作品を募集する。

2)口頭発表を希望する会員は、定められた期日に、所定の「口頭発表概要集」原稿フォーマットに必要事項を記入して大会事務局へ提出すること。発表時間は30分で、その内25分が口頭発表、5分が質疑応答の時間である。(発表時間は大会事務局が必要に応じて短縮することができる。)発表に必要な機器については申し込み時に大会事務局に知らせること。また、大会参加時に発表経費として2,000円を大会事務局に納入すること。

3)作品発表を希望する会員は、定められた期日に、所定の「作品票」に必要事項を記入して大会事務局に提出すること。搬入、搬出、展示等は大会事務局の指示に従い、大会参加時に発表経費として2,000円を大会事務局に納入すること。

4)この規定は、2001年(平成13年)99日、上記の如く改正された。

 

 

■日本基礎造形学会役員選挙規定

一、[選挙の管理]

会長及び理事の選挙は選挙管理委員会が管理する。

二、[選挙管理委員会]

会長及び理事の任期が切れる前年度の6月に、理事会において理事以外の会員から選挙管理委員長(以下委員長)1名と選挙管理委員2名を選出し、選挙管理委員会(以下委員会)を発足させる。

三、[選挙の方法]

1. 委員長は、7月の会報を通じて選挙の告示を行い、葉書で正会員から会長及び理事の候補者を募る。(予備選挙)

2. 予備選挙において2名以上の会員から推薦のあった会員を本選挙候補者としてリストアップする。

3. 10月の会報を通じて、リストアップされた候補者について葉書による投票を行うことを告示し、12月末までに集計する。(本選挙)

4. 選出された会長と理事を1月の会報を通じて会員に報告する。それを以って委員会は任務を完了し、解散する。

四、[選挙権]

選挙権は全ての正会員に与えられ、団体会員については代表者1名にのみ与えられる。学生会員には与えられない。

五、[運用の詳細]

運用の詳細については、理事会で別途「細則」を定める。

附則

本規定は2001年(平成13年)99日から施行する。

2004年(平成16年)8月22日一部改正。

2008年(平成20年)8月24日一部改正。

 

 

■日本基礎造形学会各賞に関する規定

)〈目的〉
 
基礎造形に関する学術的研究の進歩発展に寄与する優れた研究・業績をなした個人、または団体を顕彰する目的で以下の各賞を制定する。
)〈賞の種類と性格〉
1.
日本基礎造形学会 学会賞(朝倉賞)
 長期にわたり「論文集」・「作品集」に論文・作品を多数発表し、または大会で多くの研究発表を行い、   

基礎造形に関する学術的研究の進歩発展に寄与する多大な業績をあげた会員を対象とする。(この賞に

は、本学会の発展の礎を築いた故朝倉直巳先生に因んで、特に朝倉賞の名を冠する)

.日本基礎造形学会 研究奨励賞
複数年度にわたり「論文集」・「作品集」に論文・作品を発表し、または大会において研究発表を行い、将来の発展が期待される優れた業績をあげた会員を対象とする。

.日本基礎造形学会 功労賞
  
長年にわたって本学会および基礎造形学の発展のために多大なる功労をなした個人、および団体会員を 

対象とする。
)〈対象期間〉
 1.学会賞(朝倉賞):3年以上 .研究奨励賞:2年以上  .功労賞:5年以上
)〈推薦方法〉

・会員は、事務局より送付される「各賞候補推薦書」に必要事項を記入し、定められた期日までに提出する。「各賞候補推薦書」には、賞の種別、受賞候補者氏名、推薦理由、推薦者氏名を記入する。

・「推薦書」は「各賞に関する規定」とともに年度の最初の会報に綴じ込んで全会員に配布される。

)〈選考手順〉

・会長によって指名された会員若干名で、「選考委員会」を構成する。

・「選考委員会」は、定められた期日までに事務局に提出された「各賞候補推薦書」に基づき、参考資料を鑑みつつ、対象者についての本学会における研究発表実績を精査し、授賞者を選考して、理事会に報告する。(「各賞候補推薦書」提出者に、対象者の業績一覧を求めることがある。)

・理事会は、選考委員会による授賞候補者案を審議し、決定する。(決定後に辞退者が出ることの無いよう、授賞候補者には審議以前に承諾を得ることが望ましい。)

・会長は、大会において選考経過と結果を報告し、各賞を授与する。

)〈賞〉  各賞には賞状および記念品を授与する。

)〈予算措置〉  選考、授賞に関る諸費用は学会の予算の中に位置付けて運用する。

附則

この規定は平成16822日から施行する。

2008(平成20)8月24日一部改正。

 

■基礎造形学会大会記録

1990.7.19   学会設立総会(都ホテル大阪)

1991.7-23.24  第2回大会(大阪芸術大学・塚本英世記念会館・芸術情報センター)

1992.6-16.17  第3回大会(宇治市醍醐プラザホテル)

1993.7-16.17  第4回大会(神戸市六甲アイランド・ファションマート)

1994.7-15.16  基礎造形学会三重大会(三重市四日市市・市立博物館、地場産センター)

1995.7.16    基礎造形学会台北大会

1996.7-20.21  ‘96 神奈川大会(湘南国際センター)

1997.7-20.21  基礎造形学会福岡大会(メルパルク福岡)

1998.6-26      アジア基礎造形学会中国大会(中国広州美術学院)

1999.9-4.5      基礎造形学会東北大会(宮城県仙台市宮城大学)

2000.7-15.16   アジア基礎造形連合学会、基礎造形学会合同中部大会

岐阜県大垣市ソフトピアジャパン)

2001.9-8.9   日本基礎造形学会第12回大会(東京大会)女子美術大学

2002.9-7.8   日本基礎造形学会第13回大会(山梨大会)アルソア本社

2003.9-6.7      日本基礎造形学会第14回大会(東京大会)印刷博物館・多摩美術大学

2004.8-21.22    日本基礎造形学会第15回大会(熊本大会)崇城大学

2005.8-20.21    日本基礎造形学会第16回大会(仙台大会)東北工業大学

2006.8-19.20    日本基礎造形学会第17回大会(倉敷大会)川崎医療福祉大学

2008.8-25-27  2007アジア基礎造形連合学会筑波大会 第18回日本基礎造形学会併催

2008.8-23-24    日本基礎造形学会第19回大会(福岡大会)九州産業大学

 

 

 

 

 

日本基礎造形学会御入会希望者 殿                          

                     日本基礎造形学会事務局長 :古賀 和博

 

この度は日本基礎造形学会に御入会希望頂きまして有難うございます。つきましては同封の振込用紙で入会金と年会費をお振込みの上、振込用紙の写し(コピー)と御記入済み入会カードを下記の事務局までFAXでお送り下さいますようお願い致します。尚、御質問等ございましたら事務局まで御一報下さい。

 

入会金:1,000円(学生会員500円)

年会費:正会員8,000円 学生会員4,000円 団体会員20,000円 海外団体会員8,000

 

〒814−0198

福岡市城南区別府5丁目11−6

中村学園大学西6号館  古賀研究室・日本基礎造形学会事務局 宛て

 

TEL/FAX 092−851−6524 

E-mil webman@kisozokei.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本基礎造形学会入会カード

 

 

記入年月日      年   月   日     印   

会員番号

 

入会年月日   

    年    月   日

会員種別

 

 

1、正会員 2、団体会員 3、学生会員4、海外団会員

   

学生の場合卒業予定年月日      年   月   日

 

氏名

 

(雅号)

フリガナ

 

ローマ字表記

 

生年月日

       年   月  日 (西暦でお願いします)

勤務先名

 

1)勤務先住所

 

勤務先電話 

    (    )

役職名

 

 

2)自宅住所

 

 

自宅電話

    (    )

略歴

(学歴・作品発表歴等をお願いします)

 

 

 

 

 

 

 

 

研究業績

(論文発表歴・作品設置・商品開発等をお願いします)

 

 

 

 

 

 

 

著作

 

 

専門分野

 

メールアドレス

 

紹介者

 

会報希望郵送先 1) 2)

*印欄は記入しないで下さい。会報希望郵送先は1)、2)のどちらかに印を付けて下さい。

なお、会員名簿に記載を希望されない方は、その旨ご連絡ください。